まちのZINEフェス

まちのZINEフェス 編集部

SNSからAIまで日常生活においてオンライン環境が整いつつある現代で、改めて我々が目指すべきは、”友達”を中心に、それぞれの関心をもちながら活動する人と共にいる時間を大切にし、歴史やカルチャーを知り・触れること、考える機会を持つことだと考えています。
「まちのZINEフェス」は編集部を立ち上げ、次世代の雑誌・雑誌的フェスイベントとして価値を提供します。

「まちのZINEフェス」はフェス会場を誌面と捉え、場に集う人々とそこでの出来事を編集し、且つての雑誌の役割を担います。

01-1.運営母体・方針、地域、会場のサイズに応じてプログラムの設計や編集を行います。一方通行のイベントではなく、場に応じた企画を立てます。

官と民、小と大の4象限に会場の例(公民館・文化施設、公設大規模ホール、個人ギャラリーやライブハウス、ショッピングモールや大型展示場)を置き、中央に「それぞれの企画・編集」と書いた図

01-2.その【場】にある固有の歴史や出来事を見つけ・拾い上げ・再定義する。イベントとして、大型の展示場や開発された都市のみに依存しないモデルを。

「既にある“場”(店舗/施設/公園)を見つける・拾い上げる・再定義する」と書いた円に向かって、まちのZINEフェス編集部から矢印が伸びる図

01-3.従来の即売会・SNSのように誰でも参加できる公共性を大切にしながら、「編集」という行為もミックスさせて連携や発掘のきっかけを作る。

POPUP PARTNER(編集部による特集や注目に応じて集うプレイヤー)と ZINE+ EXHIBITOR(誰でも参加が可能)の2つの円が重なり、重なりに「発掘・連携」と書いた図

01-4.定期刊行物であるという雑誌の条件に応じて、複数回、一定のペースで開催する。

1月→2月→3月…

「フェス」という情報と情報が交わる機会、双方向なコミュニケーションの場を活かし、ネットワークの構築やクリエイター同士が連携する機会を創出します。

02-1.「まちのZINEフェス」出展者を中心に、オンラインアーカイブサイト・ZINE+WATCHを通じて、それぞれの街やスペースのカルチャーや動向を観測しながら、編集部の視点で紹介する。

ZINE+ WATCH とまちのZINEフェスの2つの円がひと続きになった図

02-2.地域のカフェやオルタナティブスペースでフェスを行うことで、出展者や来場者同士の新しいネットワークを構築するきっかけを提供する。

近畿地方の地図の上で、各地の開催地どうしが線で結ばれた図

次世代の雑誌的フェスイベントという理念に基づき、新しいメディアとしてのチャレンジを行い、可能性を提案します。

03-1.AIなどのツールやサービスの活用・開発、オンラインとオフラインを往復しながらも、DIYや共助的な在り方で場を設計し、影響力をもつ。

03-2.パブリックや地域をハブにすることで、ジャンルや関心などあらゆるものを越境する。

2026年度巻頭言編集長

「ふたばZINEフェス2024」以降、ZINEの現場を観測してきた。雑誌の廃刊や書店の閉店などの暗いニュースが続く中、ZINEブームは広がり、シェア書店や独立書店が立て続けに開業し、フェスの規模は拡大の一途をたどっていった。

2026年度巻頭言観測委員

目の前に大きな壁がある。そのことが、23年間生きてきてようやく分かってきた。

編集部メンバー

  • おき けんた

    沖 健汰

    編集長

    1999年生まれ、Sanzui主宰。

  • もり たまき

    森 碧輝

    2026年度観測委員

    2002年、京都市生まれ。京都大学工学部卒。東京大学大学院総合文化研究科修士課程進学予定。研究対象は松岡正剛およびオブジェマガジン『遊』。ヤドリギ主宰・編集長。

  • たつみ かれん

    巽 香連

    2026年度観測委員

    2000年、姫路市生まれ。甲南大学人文科学研究科修了。修士(社会学)。甲南読書会ZINE『回遊』編集部。古本同人誌『BORO』同人。

  • はやし だいち

    林 大地

    2026年度観測委員

    97年生。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程在籍中。専門は20世紀ドイツ思想史。趣味は古本屋巡り。著書に『世界への信頼と希望、そして愛ーーアーレント『活動的生』から考える』(みすず書房)。古本同人誌『BORO』編集・発行人。

  • くらもと かずき

    倉本 一希

    2026年度観測委員

    95年生まれ、慶應SFCという穴場から抜け出し、イベント会社、塾講師、企業ライター。「書評集を書評する」(Sanzui出版)、詩集「さびしい湖」。

    人生とは大きな埋まりえない空虚という穴でありその軽さを埋めるために本という重荷を背負って空を埋めようとするがいつも完全には埋まりえないこと自体がこの人生を憎たらしくも動かしている。

  • あくたがわ ひろき

    芥川 弘樹

    2026年度観測委員

    1999年生まれ。甲南大学人文科学科修了。立命館大学文学研究科博士後期課程在籍中。専門は安部公房と美術。甲南読書会ZINE『回遊』編集部。